池田勇太は「全米オープン」出場ならず
2011/06/05 18:11
茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行われた国内メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。7オーバーの43位タイから最終ラウンドをスタートした池田勇太は、7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「68」で回り通算4オーバーの25位タイでフィニッシュした。
池田は出だしの1番から4メートルを沈め、2番(パー5)まで連続バーディ。しかしその後、後半は12番でダブルボギーを叩くなど、出入りの激しい展開となった。それでも4日間で初めてアンダーパーをマーク。「調子が良くない中でも普通にかみ合えば、これくらいのスコアは出せる。昨日までがやはりかみ合っていないということ」と、歯がゆい思いも抱えながら「まあ、最終日に良いスコアが出せて良かった」と少しの充実感も示した。
6月13日発表の世界ランキングで50位以内に入れば「全米オープン」の出場権を獲得できたが、可能性は消滅。次戦の国内ツアー第8戦「~全英への道~ミズノオープン」までの2週間のオープンウィークはクラブを調整するなどして牙を研ぐ。「久しぶりの休養だから、休んで、トレーニングもして、気分転換」と大きく息をついた。