3位タイのS.K.ホ「後輩の見本になりたい!」
2011/04/14 20:14
国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日に、首位の金庚泰(韓国)には1打届かなかったが、5アンダーの3位タイにつけた同じく韓国のS.K.ホ。「今日はピンチがいっぱいあったけど、何とか凌いでプレーできた」と、ノーボギーでラウンドしたこの日のゴルフを振り返る。
ホは日本ツアー参戦を始めて、今年が10年目となる。「僕もいつまで出来るか(笑)。この先は僕が経験したことを、今いる韓国の若手メンバーに伝えていきたい。そのためにも、僕も、もっと実績を作ってみんなを指導していけるようにしたいです」と、後輩たちの見本になりたいと話す。
S.K.が日本ツアーに初参戦したのは、2001年の日本ゴルフツアー選手権。この年は3試合しか出場せず、翌02年から本格参戦を果たし賞金ランキング17位に入りシード権を獲得した。以来9年間シード権を守り続け、日本プロゴルフ選手権での2勝を含めツアー8勝を果たしている。
2002年のシード権獲得選手で韓国出身の選手はホ以外に、金鐘徳しかいなかった。ところが、昨年のシード選手は11人となっている。次々に韓国の若手選手が日本ツアーに挑戦する中、先輩として日本での生活など相談相手にもなり、自らプレーでも見本になれるように気合いを入れる。