櫻井勝之が後輩の浅地に競り勝ちベストアマチュア獲得

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の決勝ラウンドに残ったアマチュアは明治大学2年生の櫻井勝之と杉並学院高校2年生の浅地洋佑の2名。櫻井も杉並学院に在籍していたので、浅地の先輩に当たる。

予選を共に通算1オーバーの32位タイで通過し、3日目に同組でラウンド。その3日目を終えて共に通算4オーバー49位タイとなり、最終日も同組でラウンドした。ベストアマチュアのタイトルをかけた最終日は、櫻井がスコアを伸ばし通算2オーバーの43位に入り先輩の意地を見せた。

「洋佑と2日間一緒にラウンドできて楽しかったです」と明るく話す櫻井。「4日間ラウンドできて嬉しかったです。良い経験ができました。今のレベルではツアーでは戦えないので、自分もツアーで戦えるよう練習していきたい。大学生なので、単位を取らないと試合に出られないんです。まずはしっかりと単位を取ります」と、学業もおろそかにせず、ゴルフでもプロのレベルになれるよう努力したいと話していた。