首位タイの矢野東「優勝に十分な内容で来ている!」
2010/10/30 17:51
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の3日目に、スコアを3つ伸ばした矢野東が、通算10アンダーの首位タイに浮上した。最終組でラウンドした矢野は、同じく7アンダー2位タイからスタートした金庚泰が、先にスコアを伸ばしたため追いかける立場となった。
後半に入り、13番から3連続バーディを奪った矢野は、この時点で10アンダーの金を捉えて首位に浮上。「キョンテに追いついた時に、トップで最終日を迎えたいと思いました。18番のティショットは気持ちよく、めちゃくちゃ振れていました。自分に打てる最高の球です」と、振り返る18番は、2オンに成功したが、2段グリーンの下の段から3パットでバーディを奪うことは出来なかった。
「パターは良くないかな。最後、決めておけば気分良かったんですけどね」と悔しがる矢野だが、ゴルフの内容には満足している。「最終日はいつも通りに攻めるところは攻めます。ただ、基本的には様子を見ながら行くタイプなので。前半に1つ2つ伸ばして、バックナインの緊張感の中でやりたい。優勝するのに十分な内容で3日間来ているので」と、しばらく不振が続いた矢野だが、最終日も思い通りのプレーをして、2年ぶりの優勝を狙う。