石川遼の1年先輩、櫻井勝之が初の決勝ラウンド進出!
2010/10/29 18:56
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の初日に3アンダーをマークして6位タイにつけていたアマチュアの櫻井勝之が、2日目はスコアを4つ落したが、通算1オーバーの32位タイで予選を突破した。
櫻井は明治大学2年生で、高校は3年の途中まで石川遼も通っていた杉並学院に在籍していた。石川の1学年上、薗田峻輔の1学年後輩としてゴルフに所属し、石川は「後輩に慕われる先輩でした」と印象を話す。その櫻井がプロのトーナメントに出場するのは、これが4度目。そして、今回初めて決勝ラウンド進出を決めた。
初日はショット、パットともに噛み合ってスコアを伸ばしたが、この日はグリーン上で苦戦してしまった。スタートの1番は追い風にも助けられ、ドライバーで350ヤードを飛ばして2オンに成功。しかし、5mから3パットでボギーが先行してしまった。
この日3パットが3回となった櫻井「スコアを落してしまいましたが、予選突破できて嬉しいです。今日はグリーンが乾いていて、経験したことがないくらい速くて難しかったです」と、グリーンの速さを掴みきれなかったことを明かす。
初日は後輩の石川よりも上位にいたが、この日は順位を下げてしまい「遼に勝てるところはないですから。でも、昔から戦っていた仲間なので、その差を少しずつ埋めて行きたいです」と、2日間の戦いに自信をもち、自分も石川と同じ土俵で戦えることを少しだけ実感していた。