【GDO EYE】松山英樹、朝寝坊でも大丈夫!石川超えの3位タイに浮上!
2010/10/15 18:20
「日本オープンゴルフ選手権競技」の予選ラウンドを、石川遼とラウンドしたアマチュアの松山英樹が、石川を上回る通算7アンダーの単独3位で終えた。この日も前半から安定したゴルフで、チャンスを迎えれば5m、7mとバーディパットを決める快調なゴルフを展開。
7番パー3で、この日5つ目のバーディを奪うと、この時点でリーダーズボードの一番上に名前を掲げた。しかし、最終9番でティショットをフェアウェイに運びながらも、ラフからの3打目がグリーンをオーバー。返しのアプローチがピンをオーバーして、唯一のボギーを叩いてしまった。
2日間多くのギャラリーの中でプレーし、初日に「68」の自己ベストを出すと、2日目はさらに1打伸ばして「67」をマーク。「今日は緊張せずにプレー出来ました」と話す松山。東北福祉大学の監督によると、この日は朝寝坊をして監督に起こされたことがわかった。
「昨日は22時に寝ようと思ったのですが、テレビを見ていて寝るのが23時になってしまいました。朝は5時に出発だったので、目覚ましはセットしましたが、マナーモードを解除し忘れまして(笑)。気づいたら、監督から電話が来てて、慌ててシャワーを浴びて飛び出してきました」。どうやら松山の朝寝坊は今回が初めてではないらしい。
そんなエピソードを他人事のように、さらりと打ち明けるところは、B型の松山らしさなのかもしれない。「残り2日間も思い切りやるだけです。ただ、この2日間やってきたことを崩すわけには行かないので、落ちついてやりたい。優勝のチャンスはあると思うけど、意識したらスコアが伸びなくなるので、もっとバーディが獲れるように頑張ります」と、貪欲にバーディを奪うことに集中する。(編集部:本橋英治)