2010年 日本オープンゴルフ選手権競技

日本オープンでアンダーパーが続出!

2010/10/14 19:31
ラフに入ってもピンを狙えるため、多くの選手がスコアを伸ばしている

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が愛知県の愛知カンツリー倶楽部で開幕。初日は首位が6アンダーで、アンダーパーでラウンドした選手が31名も現れた。

日本オープンといえば、日本のトーナメントで最も過酷なコースセッティングにされることで、優勝スコアをイーブンパーか1アンダー程度になるようにセッティングされることが多い。しかし、今回は猛暑の影響でラフが予定通りに生育せず、グリーンの芝も1ヶ月前までは焼けてしまう箇所が点在していた。

グリーンは砂をまくなどして、試合が出来るまでに回復したが、ラフは手の施しようがなく、結果的にホールごとに長さや密度が異なる状態になってしまった。したがって、選手たちはラフでも入れていいラフと、入れてはいけないラフとを把握し、狭いフェアウェイをあえて狙わずにコースを広く使っている。

しかし、主催の日本ゴルフ協会(JGA)としても、このままバーディ合戦を行われてはメンツに関わるはずだ。最終日に向けてピン位置をさらにタイトな箇所に切るなど、設定を変えてくる。選手たちは、2日目以降我慢のゴルフに転じる可能性が高い。

2010年 日本オープンゴルフ選手権競技