2010年 日本オープンゴルフ選手権競技

打倒石川!アマチュアの松山がスーパーショット披露

2010/10/14 19:03
16番パー3でカップまで1センチというスーパーショットを放った松山英樹

先週、埼玉県の霞ヶ関CCで開催された「アジアアマチュア選手権」で優勝を果たした18歳の松山英樹が、「日本オープンゴルフ選手権競技」の初日に、石川遼とラウンドし互角の戦いを見せた。

前半の6番でバーディを奪った松山は、10番でボギーを叩くが、その後13番で再びバーディを奪うと、14番も6mのパットを沈めて連続バーディ。さらに15番でもバーディを奪い、16番パー3では目の覚めるようなスーパーショットを披露。4番アイアンで放ったティショットは、ピンの手前3mに落ちると、そのままピンの方向に転がり、わずかに左にそれてカップの淵で止まった。このボールをタップインでカップに沈め4連続バーディとした。

大会初日は5バーディ、2ボギーの3アンダーで4位タイ。石川と同スコアでホールアウトした。「最初は緊張したけど、徐々に慣れてきて、たくさんのギャラリーがいる中で良いプレーができて嬉しいです」とこの日のラウンドを振り返る松山。

「相手は賞金王ですし、自分はアマチュアなので、勝ちたいというか、向こうからいっぱい取り入れたいなと思います」。石川とは同じ年なだけにライバル意識を持つ松山は、現在東北福大学に在籍している。「プロになりたい気持ちは強いけど、まだ大学の試合で勉強することがいっぱいあるし、体力も違うので。大学でトレーニングをして体力をつけます」と、大学卒業後にプロ転向を果たす予定でいる。

2010年 日本オープンゴルフ選手権競技