優作、「藍のゆっくりしたイメージ」でスイング復調
2010/10/07 18:58
「キヤノンオープン」初日、5アンダーの首位タイと絶好のスタートを切った宮里優作。先週までは「ショットが安定せず、リズムが作れなかった」と3週連続予選落ち。今週は別人のようにショットが冴え渡り、久々の好スコアへと繋げた。
「スイングリズムのテンポが速かったのと、バックスイングで余分な力が入っていた」。ショットの曲がりを生んでいた2つのポイントを修整し、ショットは見違えるように安定。これまでもバーディを量産するラウンドはあったが、その分ボギーを叩いて伸び悩むケースが目立っていた。ショットの安定がボギーを減らし、この日のスコアを生んだわけだ。
「藍のゆっくりしたイメージで」と笑いながら、妹のスイングリズムを引き合いに出す宮里。「宮里家はみんなゆっくりだけど、僕は速い方だと思っている。いつもより、さらにゆっくり。そこだけを気をつけています」。世界ランクトップの妹から得た、スイング復調へのヒント。明日以降も継続できるかが、上位キープのポイントになりそうだ。