2010年 関西オープンゴルフ選手権競技

連覇がかかる藤田、不調の中で迎える一戦

2010/08/18 18:08
不調が続く中で大会連覇に挑む藤田寛之。時差ボケにも苦しんでいるというが・・・

ディフェンディングチャンピオンとして今年の「関西オープン」に臨む藤田寛之が、開幕前日の18日(水)にアウトコース9ホールの練習ラウンドを行った。先週は海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」に出場し、無念の予選落ち。今週の月曜日に帰国し、翌17日にはホームコースの葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)でトレーニングとラウンドをこなした。

昨年も「全米プロ」の翌週に「関西オープン」が控える同じ流れだったが、昨年の「全米プロ」では予選突破を果たし、帰国が翌週の火曜日に。本大会には練習ラウンド無しのぶっつけ本番という逆境の中で、見事に優勝を飾っていた。自身も「練習ラウンドをしない方が良いですかね?」と苦笑しながらも、正午過ぎに「ハーフコースを見てきます」と炎天下のコースへ飛び出していった。

現在賞金ランキング1位をキープしているものの、渡米前の北海道2連戦ではいずれも予選落ち。その後の海外ツアーも含めれば、4試合連続で予選落ちを喫している。「ゴルフには波がありますからね。今は結果が出るのを待つしかない」と藤田。その中で、「ゴルフは良い方向に向かっていると思う。優勝争いに顔が並ぶような、自分のゴルフをしっかりすることが大切だと思います」と、謙虚な目標を掲げていた。

2010年 関西オープンゴルフ選手権競技