LIVから日本経由で米欧ツアーへ 「ベイカレントCレクサス」推薦出場の香妻陣一朗は予選会にも挑戦
◇国内男子◇ドラッグストア・コスモスカップ 初日(1日)◇グランフィールズCC(静岡)◇7156yd(パー70)◇晴れ(観衆1556人)
次週日本で開催されるPGAツアー「ベイカレントCレクサス」(8日~/神奈川・横浜CC)について、香妻陣一朗の推薦出場が発表されたのは前日9月30日のこと。「ありがたいです」と心からの感謝をにじませるのは、今後のキャリアにつながる重要な一週間になる可能性があるからだ。
2024年からLIVゴルフで2シーズンをプレー。今季のシードを逃した後、ことし1月に行われた予選会(LIVゴルフ プロモーションズ)から再びスポット獲得を目指すルートもあったが見送った。「こういうチャンスもあるかなと思って、予選会を受けなかったところもあります」。最後にLIVでプレーしたのは昨年8月「インディアナポリス」で、予選会に出ていればPGAツアーには1年間出場できないルールがある。前週「リシャール・ミル チャリティトーナメント」終了時点のポイントランク上位6人に付与される切符争いも見据え、自らの選択肢を狭めないための決断だった。
すでに、10月下旬から14会場で行われる米ツアー予選会のファーストステージにエントリーを済ませた。8月11日時点の日本ツアーポイントランキング20位以内から申請した上位3人の資格で、欧州ツアー(DPワールドツアー)最終予選会(11月6日~/スペイン、インフィニタム・ゴルフ)にも挑戦を予定している。
「自分のゴルフ人生を考えた時に、もう32歳。ここから、行けて10年くらい。レベルアップにつなげるためにも、できるだけ早く挑戦したい」。2027年は米下部コーンフェリーツアーで戦うことも視野に入れる。
1月に特例措置「リターニングメンバープログラム」を適用されて復帰を果たしたブルックス・ケプカ、今季欧州ツアー2勝のパトリック・リードがカムバックを決めた例はあるが、ごくわずか。予選会や下部からPGAツアーにはい上がる自分なりのルートを模索していく。(静岡県三島市/亀山泰宏)