【GDO EYE】平塚哲二、アジア&欧州を転戦し、いざ国内開幕!
2010/04/28 18:41
昨年大会の覇者・平塚哲二が、今季国内開幕戦を大会連覇の掛かった「中日クラウンズ」で迎えることとなった。とはいえ、平塚は既に今年に入ってアジアンツアー5試合、ヨーロピアンツアー1試合に出場し、アジアンツアーの「エアバガン・ミャンマーオープン」では2位に10打差をつける圧勝でツアー初優勝を飾っている。
「はまったという感じですね。ティショットが良くなって、フェアウェイに居られるのでそういうスコアに繋がっています」と、平塚。「ちょっとずつ自信もついてきました」と、一時期の不調からは完全に脱却しつつある。
国内ツアー開幕前にアジアンツアーに挑戦するのは昨年からのルーティン。「1年間続けてゴルフがやりたい」と、オフを作らない調整方法が効を奏している。さらに、「楽しいです。どこの国に行っても同じような結果を残したいです」と、世界中でプレーすることも大きな喜びとなっているのだ。
「中国でやったときは気温が3度だったんです!でも、ヨーロッパの奴らは沢山着込んで、飛距離なんか落ちているのに7アンダーとかで回ってくる。こいつら化け物かと思いましたね」。寒さや強風を言い訳にしていた自分に気付き、「甘えが見えました。勉強になりましたね」と、自らの糧にした。
「日本ツアー初戦だし、前年度優勝ということで入れ込み気味な所はあるけど、優勝争いはしたいです」と平塚。海外で積んできた試合経験は、難コースの和合攻略でもきっと生かされるはずだ。(編集部:今岡涼太)