池田は停滞 「悔いが残るラウンド」
2010/04/17 15:58
「東建ホームメイトカップ」2日目に「65」の猛チャージを見せ、117位タイからの急浮上で見事に予選突破を果たした池田勇太。首位に6打差まで詰め寄り、上位も見えてきた中で迎えた3日目だったが、1ストローク落として通算4オーバーの26位タイ。首位に5打差で最終日を迎えることになった。
10番からスタートした池田は、スタートホールで手前2.5メートルにつけ、幸先良くバーディ発進。11番のボギーをはさみ、13番、14番と連続バーディを奪い、このまま波に乗るかと思われた。
だが、16番パー3でティショットをグリーン左奥のカラーにこぼすと、パターで転がした2打目は2.5メートルショート。これを外してボギーとし、「あのボギーから流れが変わってしまった。(強風で)コンディションも厳しい中でバーディが獲れず、ちょっと悔いが残るラウンドだった」と、その後はバーディゼロの2ボギー。「今日は自分らしいゴルフが見せられなかった」と、会見場では終始険しい表情だった。
「睡眠はとれたが、疲れがドッと出た。体調もあまり良くなかった」。3日目に入っても、1ヶ月に渡るアメリカ遠征の後遺症に悩まされている様子。逆転優勝は厳しい状況に追い込まれてしまった。