2026年 中日クラウンズ

過渡期にある男子ツアーの新・選手会長 阿久津未来也の覚悟と期待

2026/04/30 18:32
3位発進を決めた新選手会長の阿久津未来也

◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(30日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇雨(観衆3571人)

ジャパンゴルフツアーの選手会長に選任されて迎えたプロ10年目のシーズン。阿久津未来也が今季ベストの3位で滑り出し、「あまり相性の良くない和合で、いいイメージでできた」と5アンダー「65」のプレーを評価した。

「少しは慣れてきたのかな」と話す、プレーヤーと選手会長との二足のわらじ。春先は「いろいろな行事やイベントがあって慌ただしくバタバタしていたけど、試合が始まってきてようやく試合のペースに合わせられてきている」という。3月の開幕戦は予選落ちでスタートしたが、「東建ホームメイトカップ」16位、前週「前澤杯」5位とようやく状態が上がってきたところ。ショットに課題を感じつつも「先週のいいイメージで今週も回れた」とうなずいた。

責任の重さを感じながらツアーを戦う

男子ツアーは現在、2027年よりスタートする新体制を前にした過渡期にある。日本ゴルフツアー機構は3月、男子ツアーの再興に向けた投資ファンド・日本産業推進機構グループ(NSSK)の出資による改革案を発表。選手会長の任期は2年とされてきたが、阿久津は新体制の発足を前にした“1年限定”になるという。

前任の谷原秀人、宮里優作ら歴代会長が阿久津を推したことも31歳の決断を後押し。「大事な時期に会長になった以上は、自分ができること、もちろんプレーも含めて、最後まで一生懸命やりたい」と覚悟をにじませる。

組織に関わる全てのミーティングに出席し、準備期間にあるツアーの現況と新体制に至る経緯について「しっかり把握しているつもり」と話す。スポンサーやゴルフ関係者から質問を受けることが多いそうで、「いろいろな人が男子ツアーに注目していることは間違いない」と実感する。プレーも会長職も、全力で一年間を駆け抜ける。(愛知県東郷町/塚田達也)

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