国内男子は試合増!それでも、賞金総額は…
2010年度の国内男子ツアーの年間スケジュールが発表された。今年開催された24試合は、一部スポンサーの変更があるものの、すべてが継続。新たに2010年から「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」が追加となり、来季は全25試合に。この経済状況にも関わらず、今年より1試合増となることが分かった。
ただし、発表されたのは、開催日程とコースのみ。肝心の賞金については、一切公表されていない。これについて、JGTOの小泉直会長は、「今年は賞金の減額という事態が起きた。来年もあり得ることなので、あえて省いた」と説明する。3月決算の企業が多く、1月から3月にかけては、企業状況も大きく変わる可能性がある為、流動的な部分を極力排除したとのことだ。
2月末までに発表されるとのことだが、現時点では、「数社の減額。増額はない」と小泉氏。一方、新規開催の「TOSHIN」も、「関西オープン」級という最低ラインでの開催が濃厚。年間の賞金総額としては、減少ということになりそうだ。
また、今年11試合開催された下部ツアーのチャレンジトーナメントは、来季は9試合となり2試合減。ただし、現在も交渉中とのことで、今後増える可能性はある。その中には、中国との共催という話も出ているそうで、2試合ほどを中国で行うこともありそうだ。
<来年の主な変更点は以下の通り>
(1)「日本プロゴルフ選手権」が、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」となり、開催コースがパサージュ琴海アイランドGC(長崎)に変更、開催週も第19週へ
移動。
(2)「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」が、「ダイヤモンドカップゴルフ」となり、狭山GC(埼玉)へ移動。スポンサーは三菱グループから、三菱商事へ。
(3)「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」からUBSが離脱
(4)「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」が新規開催
(5)「The Championship by LEXUS」が44週から27週へ移動
(6)「関西オープンゴルフ選手権」の開催コースが、田辺CC(京都)へ変更
(7)「パナソニックオープン」の開催コースが、六甲国際GC東C(兵庫)へ変更
(8)「日本オープン」の開催コースが、愛知CC(愛知)へ変更