堀川未来夢が宣言「今年は賞金王を」 オフは合宿なしで試合勘を重視

国内ツアー4勝の男子プロゴルファー堀川未来夢は12日、横浜市のパシフィコ横浜で行われたジャパンゴルフフェアに参加し、「今年は賞金王を目指します」と2023年シーズンの抱負を掲げた。契約するブリヂストンゴルフのトークショーでともに登壇した宮里藍さん、宮里優作、宮里聖志の横で力強く宣言した。

昨季は8月「日本プロゴルフ選手権」を含む年間2勝を挙げて賞金ランキングはキャリアハイの4位(9559万4744円)。ただ、振り返れば「去年は自分の中ではトレーニングや練習を重ねてきたけど前半戦があまり良くなくて」。上位争いできずにスタートダッシュに失敗したことに反省した。

今オフは例年行ってきた合宿をせずにアジアンツアー3試合に出場。例年とは違う時間の過ごし方で、3月30日開幕の国内ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」（三重・東建多度CC名古屋）から好スタートを目指す。

「トレーニングや練習も大事だけど、試合が好き。試合の週でも練習は出来るし、実践やっている方がシーズンインするときに試合勘が合っていいのかな。手応え的には良い。今の感じで戦えないとは思っていない」と自信をみなぎらせた。

昨年12月に節目の30歳になった。「心境の変化はないけど、もっともっと上を目指したい。去年より上を目指して。もう開幕まで1カ月切っているので、東建からしっかりやりたい」と意気込んだ。（編集部・石井操）