7年ぶりの“最終戦前決着”阻止へ 星野陸也は逆転賞金王に望みつなぐ

◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目（25日）◇Kochi黒潮CC（高知）◇7335yd（パー72）

賞金ランキング2位の星野陸也は8位で決勝ラウンドに進み、逆転での賞金王戴冠に望みをつないだ。賞金ランク1位を走る比嘉一貴とは約7425万円差。逆転するには、今大会と次戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」での連勝が必須となっている。

首位と3打差3位で初日を終え、この日は前半でイーブンパーと停滞したが、後半を4アンダーで回って通算9アンダーでホールアウト。「5アンダーを狙っていたので、うまくいかなかった」と悔やんだが、トップと5打差で週末へ。今大会で優勝を逃せば比嘉の賞金王が決まるが、「まだ何が起こるかわからない。残り2日間、悔いの残らないように頑張りたい」と意気込んだ。

比嘉は初日71位と出遅れながらも、ボギーなしの6バーディ「66」をマークして通算6アンダー27位に浮上した。「きょうのようなゴルフができれば明日も伸ばせる。明日、明後日と伸ばせればトップ10は狙える位置」と、自身初の賞金王の座に一歩前進。シーズン最終戦を前に決着がつけば、2015年キム・キョンテ（韓国）以来となる。

＜トップ10の賞金リスト＞
優勝／4000万円
2位／2000万円
3位／1360万円
4位／960万円
5位／800万円
6位／720万円
7位／660万円
8位／610万円
9位／564万円
10位／524万円