1年に1、2週間の「気分転換」 石川遼が新パター投入で“67”
2022/10/27 18:41
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(27日)◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城)◇7039yd(パー70)
石川遼が4バーディ、1ボギー「67」で回り、3アンダーの16位で滑り出した。
前半は5番(パー5)での3オン1パットのバーディ一つにとどまったが、後半は10、12、16番(パー5)でバーディパットを沈め、最終18番は10mのファーストパットを冷静に50cmに寄せるナイスタッチで、2オン2パットのパーで締めた。
「ドライバーとかのロングゲームは修正が必要だけど、110~120ydのショットでバーディを獲れたのは良かった」とショートゲームに手応えをにじませた。
「気分転換」として今週新たに投入したパター「オデッセイ TRI-HOT 5K THREE」もグリーン上の支えになった。この日の1ホール当たりの平均パット数は「1.6923」で35位だったが、「10~15mのパットが多かったけど、タッチも合わせていけた」と好感触。
「毎年、1年に1、2週間だけ違うパターを使う。パターに関してもテクノロジー(の進化)はあるし、エースパターが10年くらい前のものなので、違う要素もたまに入れながら」。最終的にはL字のエースパターに戻るものの、異なるパターを試すことで新鮮な感覚を取り入れながら長いシーズンを戦っている。
首位とは4打差。「きょうもすごい楽しかったので、あしたも楽しくやりたい。楽しくやるために自分の目の前のテーマにしっかり向き合って、一打一打を大切に」と話して、パッティンググリーンに向かった。(茨城県小美玉市/内山孝志朗)