95年ぶり日本OPアマVの蝉川泰果「タイガーのような選手に」/一問一答
◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(23日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)
蝉川泰果(せみかわ・たいが/東北福祉大4年)がアマチュアとして95年ぶりの日本オープン優勝の偉業を成し遂げた。優勝インタビューでの一問一答は以下の通り。
―アマとして95年ぶりで、自身としても2勝目。どんな思い?
アマチュアが今まで(プロツアーで)1勝しかしたことがない中で、自分が2勝目をできたのがうれしい。
―前半で4打差まで縮まったときの心境は?
まさか9番での奥からのアプローチが2回くぐるとも思ってなかったのでヒヤッとしたけど、なんとか勝てて良かった。
―直後の10番は2打目でバンカーに入ったがパーセーブ
あれは大きかった。あの一打でちょっと気持ちを立て直せたので、今考えると大きかったと思う。
―後半は比嘉(一貴)選手も追い上げてきた。プレッシャーはあった?
プレッシャーは正直あまり感じてはいなかった。でも、いいプレーをしたいということにずっと集中していたので、なかなかいいプレーができないと思いながらプレーしていた。
―18番も2打目がバンカーに入ったがパーセーブ
まさかパーセーブできるとは思ってなかった。(カラーからのパーパットは)2m手前くらいから入ると確信した瞬間に、気付いたらガッツポーズしていた。
―初日から首位を譲らず完全優勝で、タフなセッティングで唯一の2桁アンダー。要因は?
キャディや大学のコーチ、(ナショナルチームのコーチのガレス・)ジョーンズさん、大学のトレーナーさんだったり、いろんな人の力があってのことだと思うので、その方々に感謝を述べるのと、ギャラリーの皆さんの声援も本当に大きかったので力になった。
―今後はどんな選手に
見ていて面白いだったり、すごいなと思うようなプレーができるタイガー・ウッズのような選手になれるように頑張っていきたい。
―ギャラリーに一言
朝早くから多くの声援をありがとうございました。4日間自分の力にすごくなったので、今後プロツアーに出たときも応援していただけるとうれしいです。これからも応援よろしくお願いします。