池田は後退、右手首痛がプレーに悪影響
2009/11/13 18:22
「三井住友VISA太平洋マスターズ」2日目、石川遼と並び4位タイからスタートした池田勇太は、5バーディ、5ボギーと伸び悩み、首位に6打差の18位タイに後退。痛めている右手首の影響がモロに現れる結果となった。
スタートホールの1番では、「イマイチ手に力が入っているか分からなかった」とティショットが大きく右へ。「それ(右手首痛)だけじゃないと思うけど…」と続く2番、3番も連続ボギーとし、最悪の立ち上がりとなってしまった。「昨日から右手をかばってゴルフをしているので右手以外の具合も悪いし、ゴルフも壊れてくる。今日のゴルフは、まるまるそれだと思う」。
ラウンド中には左肩を気にする素振りも見られるなど、右手をかばいながらのスイングは肉体にこれまでにない負荷を与えているようだ。「今日は(体の)違和感のあるところを直して、右手も治療して、明日を迎えるしかない」と話す表情は深刻。「どうしても打てない、というわけではない。出場して、すぐに棄権というのは嫌だし。まあ、仕方ないでしょう」。初日、2日目と患部に響くような厳しい寒さが続いているが、明日の3日目は加えて雨も予想されている。手負いの池田にとっては厳しい戦いが続きそうだ。