2022年 シンハン ドンヘ オープン

賞金トップの比嘉一貴「日本ツアー代表の気持ちで」

2022/09/07 18:28
賞金ランキングトップで臨む

◇国内男子◇シンハン ドンヘ オープン 事前情報(7日)◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7065yd(パー71)

賞金ランキングトップで今大会に臨む比嘉一貴だが、ここ最近の調子は「ぼちぼち」。先週の「フジサンケイクラシック」では8位で予選通過を決めたが、最終的には43位で4日間を終えた。「先週は悩みながらやっていた感じだけど、今週はだいぶ吹っ切れたかな」と表情も明るい。

同コースで行われた2019年の「関西オープン」以来、2度目となるコースの印象は「雨が降った分、グリーンが少し軟らかい。今のグリーンの状態が続けば伸ばし合いになると思う」。優勝スコアが19アンダーだったことも、今週のバーディ合戦を予感させる要因の一つだ。

前週の富士桜CCが7541ydだったのに対し、今週は7065ydと約500yd短くなっているが、「短い分チャンスホールも多いけど、ティショットでラフに入るとチャンスになりづらいし、グリーンも難しいので外してしまうと難しい状況になる」と警戒は怠らない。

開幕前日はプロアマ戦に参加した

3年ぶりに日本、韓国、アジアの3ツアーが共催する今大会だが、日本での開催は今年が初めて。日本ツアーの賞金ランキングトップとして、この大会に懸けるプライドは少なからずある。「本当に楽しみにしていた大会。日本で韓国、アジアのトップ選手とできるという楽しみもあるし、JGTO(日本ツアー)の代表として出場するという気持ちを持って。日本開催ですし、その中でリードできるように」と強い決意を持って臨む。

2019年の優勝スコアを超えるトータル20アンダーを目標に据える。「この中盤で3勝目を挙げられたら後半戦につながると思うし、ここ何試合かは消化不十分で終わっている試合が続いているので、そういう意味でも後半戦につながる試合になれば。初日から出遅れないように頑張りたい」と意気込んだ。(奈良市/内山孝志朗)

2022年 シンハン ドンヘ オープン