2009年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

池田勇太、手首の痛みに負けず好スタート

2009/10/22 18:11
好スタートを切った池田勇太だが、右手首から甲にかけて巻かれたテーピングが痛々しい

賞金ランキングで石川遼を2位で追う池田勇太が、「ブリヂストンオープン」初日で1打差の2位タイと上々の滑り出し。ホストプロとして迎える今大会、開幕の前日に示した「優勝を狙いたい試合の1つだし、しっかりやらないといけないところだと思う」という意気込み通りのプレーを見せた。

パーキープ率は100パーセント、5バーディ、ノーボギーと見事なラウンド内容だったが、ホールアウト後に右手首の痛みを明かした池田。2週前の「キヤノンオープン」から痛みがあり、現在もインパクト時に痛みが走るという。「昨日の連ランであまりに痛くて。仕方なくテーピングをした」と、巻かれたテーピングが痛々しい。

痛み止めは「ギリギリまで待つ」と服用していないが、「不安があるから、いつもよりやさしく攻めようと思ったのが今日は逆に良かったのかな」と、手首の痛みが思わぬ効果を生んでいるようだ。

今週はホストプロと同時に地元開催でもある、池田にとって思い入れの強い大会。「昔からよく知っているコース」と熟知したコースを舞台に、最後まで地元の期待に応えることができるか。

2009年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント