あだ名は“れんぼー” 23歳・黒崎蓮がツアー初の予選通過
2022/06/25 08:34
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(24日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)
4位から出た黒崎蓮が6バーディ、2ボギー「68」で回り、通算10アンダーの3位でレギュラーツアー初の予選通過を果たした。「午前中はプラン通りにできて良かったけど、後半は体力切れから足が動かなくなってきて、ミスショットが増えてピンチが多かった」と冷静に振り返った。
前半の3、4番を連続バーディとすると、6番でもバーディを重ねて「33」で折り返した。後半はバーディを3つ奪ったものの、14番と17番の2つのパー3をボギーとして1つ伸ばすにとどまった。
自身でバッグを担ぐセルフプレーでのラウンド。後半の体力切れの原因は「セルフプレーというのもあるし、慣れないレギュラーツアーの環境というのもある」としながらも、「上出来」と評した。
レギュラーツアーデビュー戦だった前年大会は、3オーバーの118位で予選落ちを喫した。今年は初日にスタートダッシュを決めたことで、報道による反響もあり「インスタグラムでフォロワーさんが増えたり、応援のメッセージが増えたりしてすごくうれしかった」と笑みを浮かべた。
仲間内では“れんぼー”のあだ名で親しまれる眼鏡がトレードマークの23歳は「やること自体は変わらないので、自分が作ったプランをちゃんとできるように。結構緊張してるんですけど、緊張し過ぎてもせっかくの大きな舞台を楽しめないので、緊張を分かりながらプレーできるように頑張りたい」。残り2日で、さらに名前を浸透させる。(栃木県那須塩原市/内山孝志朗)