片山晋呉が好位置に浮上「僕は戦い方を知っている!」
2009/10/16 18:30
国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が、埼玉県の武蔵CC豊岡コースで開催されているが、昨年に福岡県の古賀GCで開催された大会を制した片山晋呉が、2日目を終えて首位と1打差の2アンダー3位タイに浮上してきた。
イーブンパーの21位タイからスタートした片山は、10番、11番と連続バーディを奪った。その後は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、2アンダーでホールアウト。この日片山は、ショットが左右に曲がる場面もあったが、木に当って打ちやすい場所に出てきたりと運も味方した。
「今日は相当良いパー、良いボギーがありましたよ。最高です。18番も3mのボギーパット入れてるし、そこは最高のボギー。9番もナイスパーだったし」とご機嫌モード。さらに「日本オープンだけは戦い方が違うので、普通のトーナメントのようにやっていたら、コースにやられちゃうと思いますよ。その辺、僕はそういう戦い方を知っているので」と余裕の表情を浮かべた。
これまで73回の歴史を誇る日本オープンの中で、大会連覇を果たしたのはセベ・バレステロス、中嶋常幸、尾崎将司、尾崎直道の4人だけ。自身3度目の大会制覇を、連覇という形で達成することが出来るか、残る2日間の戦いが注目だ。