近藤が劇的なイーグルを記録、2位タイに浮上
2009/10/11 18:15
今週開催の「キヤノンオープン」では、633ヤードの16番パー5にイーグル賞が設けられていた。プロでも2オンは至難な距離の長さ。第2ラウンドを終えても達成者は現れなかったが、近藤共弘が最終ラウンドでイーグルを奪い、賞金100万円を獲得した。
「(2打目で)届かないから、どうやってイーグル獲るの? という感じだった」という近藤。ティショットをフェアウェイに運び、2打目をフェアウェイに刻む。残り96ヤードの3打目を直接カップに沈め、これしかないという形で劇的なイーグルをマーク。「嬉しいなあ」と満面の笑顔を見せた。
この終盤のイーグルで一気に順位を上げ、通算12アンダーの2位タイでホールアウト。「ここ2週間は体調も悪かったし、ゴルフの調子も悪かった。まだまだ不安要素はたくさんあるけど、良いボールも出てきたし、それだけでも良かった」と、今週で復調のきっかけを掴めたようだ。
来週は、国内メジャー戦「日本オープン」。「フェアウェイに行かないでしょ、というくらい狭い。良い形で入らないと、とんでもないことになる」と、9月に舞台である武蔵カントリークラブをプレーした印象を話す。難コースに挑むに当たり、ひとまず準備は整えられたといえるだろう。