池田勇太、3日間の短期決戦に「飛ばし気味にいく」

台風の影響により中止となった「キヤノンオープン」初日。午前6時と早々の決定だったため、スタート前にコースに現れた選手は数人だった。今大会の注目度ナンバーワン、賞金ランキング2位の池田勇太は午後2時近くに来場。この日はドライバーの調整の為に訪れたため、TシャツとGパンというラフな出で立ちで姿を現し、クラブハウスに立ち入ることなくツアーバンに直行した。

「多少は疲れているし、今日はオフ。ちょうどいいお休みになったんじゃない？」と池田。「帰って体を休めるよ」と、足早にコースを後にした。今大会で優勝して3,000万円を獲得すれば、今週不在の石川遼を抜き賞金ランクトップに立つチャンスだったが、54ホールに短縮されたことで加算賞金額は75パーセントに減額。今週でのトップ返り咲きは消えたものの、「そんなことは気にしていない」と、まったく意に介していない様子だった。

ただし、3日間の短期決戦となったことで「多少は、飛ばし気味にいかないといけないのかな」と考えを巡らす。好調が続く流れをそのままに、第1ラウンドから全力モードで臨む構えだ。