2021年 ゴルフパートナー PRO-AM

強風対策がピタリ 石川遼「優勝争いのメンバーに入れるように」

2021/05/21 17:40
ラスト9ホールで勝負をかけられる位置につけたい石川遼

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 2日目(21日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

朝から髪型が変わる勢いの風が吹き荒れた2日目。その中でのプレーを「楽しみにしていた」という石川遼は8バーディ、1ボギーの「63」で回り、4アンダー25位から通算11アンダー3位まで浮上した。

出だしでボギーをたたくスタートも、4番から3連続バーディを奪取。その後も着実に伸ばし、この日東コースを回った選手としてはベストスコアをマークした。数字だけを見れば好調だが、プレーを振り返ると「長いパットが入って帳尻が合ったような感じ。3番とか、獲りたかったけどパーになった」と課題が口をついて出る。

決勝ラウンドも伸ばし合いの戦いとなるか

「全部低めのショットだった」と話したように、最大瞬間風速17.6m/sの強風対策として打ち続けた弾道には手応えも感じた様子。オフシーズンから取り組んできた部分でもあり、「低いドローが打てているときは、いつも通りの打ち方に戻してもすぐ良くなる」

トップの大槻智春とは5打差で迎える週末の36ホール。「まだ半分あるし、これから。上位のメンバーが入れ替わるのは全然あると思う。優勝争いのメンバーに入れるようにできれば」と意気込んだ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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