2021年 ゴルフパートナー PRO-AM

ツアー新の36ホール124ストローク 大槻智春が4打差独走ターン

2021/05/21 16:35
大槻智春はエースのピン型からマレット型に替えたパターでバーディを量産した

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 2日目(21日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

10アンダー首位から出た大槻智春が7バーディ、1ボギーの「64」でプレー。後続に4打差つける通算16アンダーで決勝ラウンドへと折り返した。36ホールを終えてストローク数「124」をマーク。記録が残る1985年以降でツアー最少記録を樹立した。

西コースを回った初日と変わらず「ショットもピンについてくれて、パッティングも思った通りに転がってくれた」と好調な様子。「コースも違うので昨日と比べるのは難しいが、大差はない」と気を緩めることなくバーディを量産した。

前週まで「入れたいところで入ってくれない」と悩んでいたパター。2年ほど使用していたピン型のPLDアンサー2からマレット型のPLDブルーザーに替えた。「特に意図はないけど、気分転換というか、替えてみようかなって。大きく変えたほうが良いフィーリングになるんじゃないかなとも思った」。長さも33.5インチから37.25インチに変更した。

後続に4打差つけて大会を折り返したが、優勝を意識することは「全くない」という。「最終日のバックナインでようやく意識し始めるぐらい」とし、「毎日いいスコアを出そうとは意識してなくて、もともと毎日4アンダー計算でいこうと思っていたので、明日からもそのつもりでプレーしていく感じです」と淡々と語った。(茨城県つくばみらい市/石井操)

<36ホールの最小ストローク記録(連続)>
126/倉本昌弘/1987「マルマンオープン」(1R&2R)
126/尾崎将司/1997「東建コーポレーションカップ」(2R&3R)
126/丸山茂樹/1999「ダンロップフェニックス」(3R&4R)

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