2021年 関西オープン

15番で“足が止まった”谷口徹 それでも「明日はまだワンチャンある」

2021/04/24 19:30
ちょっぴりお疲れモードも首位と1打差で最終日へ

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 3日目(24日)◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103yd(パー71)

首位から出た53歳の谷口徹は、3バーディ、2ボギーと1つ伸ばして通算11アンダーとしたものの、1打差の4位に後退。足取りも重く、クラブハウスに引き揚げてきた。

途中までは快調なプレーを見せていた。10番(パー5)では上井邦裕をアウトドライブして「写メを撮りたかった」と笑わせたが、8Iを握った15番(パー3)で想定外の引っ掛けが出てボギーとした。

「なんでもないホールなんだけど…。50(歳)を超えたらあるんですね。どこで来るかわからない」と、突然襲ってきた身体の異変を悔しがった。「軽く打とうとしたから、足が止まったのもあるかも。踏み込みとか、スムーズにシフトしないとダメだから…」

ホールアウト後は「最後は足がもつれて、良いショットが出なさ過ぎて悲しかったです」とちょっぴり寂しそうだった谷口。それでも「不甲斐なかったけど、明日はまだワンチャン(ス)あるので頑張ります」と、残り18ホールに期待を込めた。(神戸市北区/今岡涼太)

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