2020年 ダンロップフェニックス

Zoom越しに観戦・交流 男子ゴルフで「リモートギャラリー」

2020/11/20 19:06
1番ティ後方に設置されたモニターで「リモートギャラリー」企画が行われた

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(20日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)

無観客での開催が続く国内男子ツアーだが、今大会ではZoom(テレビ会議アプリ)を使った「リモートギャラリー」企画が好評だ。

1番ティ後方に設置された大型モニターに、Zoomでログインした一般ギャラリーの顔が映し出される。モニター下部には選手たちを写すカメラも設置され、画面に向かって手を振る選手も多い。コロナ禍で定番となった新技術が、早速トーナメント観戦にも生かされている。

この日はスタートティにいた日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長がマイクを握って司会を務め、ティグラウンドにやってきた金谷拓実米澤蓮(アマチュア)、市原弘大を紹介する場面も。選手たちも、画面越しにギャラリーとの久しぶりの交流を楽しんでいた。

Zoomに参加する一般ギャラリーも、お手製のプラカードに応援する選手へのメッセージを掲示するなど工夫して観戦している。「トレーナーが映っていました」と喜ぶ市原や、「嫁さんが映っていました」と笑う前村直昭キャディ。知人を目にする機会も多いようだ。

今回、同時に接続できるのは最大500人。各日、参加を申し込めるが、新しい試みだけに初日は193人、2日目は254人(同時接続85人)と、現時点ではまだ回線に余裕がある。

3連休となる週末は、21日(土)9:30~13:00、22日(日) 8:00~11:40に実施予定。応募フォームは特設ページ(https://www.dpt.gr.jp/remote/)からアクセスできる。参加は無料。これは早いもの勝ちだ!(宮崎市/今岡涼太)

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