国内男子ツアー

38位タイの石川遼「一番プラスになったトーナメント」

2007/11/11 18:17
ホールアウト後、満面の笑みでギャラリーにボールを投げ込む石川遼

石川遼の「三井住友VISA太平洋マスターズ」が幕を閉じた。最終日は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー。この日のスタート前、中嶋常幸から“今日は68で回れ”との指令が入ったという。「目標には届きませんでしたが、それに近い良い内容でした。パープレーは大きな経験になりましたし、よく耐えられたという証。満足しています」と笑顔で話した。

通算2アンダーの38位タイという結果については、「アンダーで回れたことは素晴らしいこと」と自身を評価。「このトーナメントに出場したことが大きな経験になりましたし、4日間プレーできたことで経験値も上がったと思います。最後までスイングも乱れなかったし、自分の信念を貫くことができました。今までのトーナメントの中で、一番プラスになったと思います」と、プロツアー6戦目は有意義な4日間となったようだ。

来週には「ダンロップフェニックストーナメント」が控えており、休み暇もなく翌日の月曜日に宮崎入りする。「楽しみですね。今週の試合はスイングの乱れが心配でしたが、4日間、戦い抜くことができました。今日と同じようなゴルフができて、パットがもっと入ってくれればいいな、と思います」

「ダンロップ~」には、石川が「大好きな選手。同じウェアを着させて下さい、と言いたい」と話すイアン・ポールターや、「将来PGAツアーで戦いたいと思っている自分にとっては尊敬できる人」と話す丸山茂樹らが出場する。今週同様、また目が離すことのできない楽しみな週末となりそうだ。