悔し涙から1年 秋吉翔太が燃える秋の3連戦
2019/11/14 07:15
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報(13日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262 yd(パー70)
秋吉翔太は1年前を「勝てた試合でしたからね。(自滅で)悔しかったし、ムカついたし…」と正直に振り返る。前年大会最終日、単独首位で迎えた17番(パー3)でボギーをたたき、バーディならプレーオフの18番(パー5)ではティショットをOBとしてダブルボギー。先にホールアウトしていた額賀辰徳に優勝をさらわれ、涙を流した。
10月の「トップ杯東海クラシック」(三好カントリー倶楽部西コース)最終日も、首位に並んだ18番でボギーを喫して2位に甘んじている。「三好でまた同じ失敗をしてしまった。悔しさを晴らすには、同じ試合で勝つのが一番いい」と明快なリベンジを誓う。
悔し涙にくれた今大会、ホストプロとして臨む次週「ダンロップフェニックス」、好相性を自任する2週後の「カシオワールドオープン」3連戦をシーズンの勝負どころと位置付ける。「この3試合の中で何とかしないと。優勝争いをして、勝ちきりたい」と今季初タイトルへの意欲をほとばしらせた。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)