10代対決の「日本アマ」決勝は韓国のキムが勝利!!
2008/07/12 18:32
第93回「日本アマチュアゴルフ選手権競技」が、北海道のクラークカントリークラブで開催された。初日、2日目は恒例のストローク戦が行われ、32名がマッチプレーに進出。年々、若年齢化するアマチュア選手権だが、今年も例外ではなく、決勝戦に進出したのは、18歳の小平智と17歳のキム・ビーオ(韓国)だった。
決勝戦は36ホールのマッチプレーで行われ、2ホール目でキムが1ホールを先取。その後、3度にわたり小平が取り戻し9ホール目までは一進一退の展開。ところが、10番、12番、14番、そして16番とキムが奪い、前半18ホールを終えて4アップと優位に立った。
その勢いは後半も衰えず、22ホール目には6アップまで差が開いてしまった。25、27ホール目で小平も意地を見せ2ポイント取り戻すが、30ホール目もキムが奪い7&6で勝負がついた。キムは昨年に続き2度目の日本アマチュア選手権出場となった。昨年は、予選2日間で11アンダーをマークし、メダリスト(最上位通過者)になったが、マッチプレーの1回戦で敗退していた。
マッチプレーでは波乱の展開が多いが、今年の大会では、昨年優勝果たした小林伸太郎と準優勝の田村尚之が2回戦で激突。昨年の決勝に続き今回も勝利を収めた小林だが、3回戦で伊藤勇気に敗れてしまった。準決勝には唯一の20代として奮起した伊藤も小平に4&3で敗退。準決勝まで僅差で勝ちあがってきたキムが、大金星を掴んだ。