石川遼がドライバーを“解禁”「いいきっかけに」
2019/11/09 14:00
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 3日目(9日)◇PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)◇7226yd(パー71)
今季初の予選落ちを喫した賞金ランキング3位の石川遼が、封印していたドライバーを“解禁”した。前日2日目は1Wをキャディバッグから抜いて13本でプレー。通算5オーバー84位で本戦を終えたが、この日はジュニアラウンドレッスン会に参加。子どもたちが見守る前で1Wショットを披露した。
「ジュニアのスイングをみて、結構勉強になりました。自分の悪い癖とかもわかりましたし、いいきっかけになりました」と振り返った。
地元・沖縄のジュニア3人と計5ホールをプレー。うち3ホールで華麗な1Wショットを披露した。プロを目指すゴルフ歴5年の沖縄市立北美小学5年・呉屋陽星(ごや・ようせい)くんは「ドライバー(ショット)がすごかったです。まっすぐ飛んでいました」と一流の技術に目を輝かせて証言した。
ラウンド後は個別レッスンを90分。練習場で身振り手振りの熱血指導を行った。「沖縄の子どもたちはうまいですね。有望な子どもばかりです」と自らも通った道に触れて原点に戻った石川。予選落ちしたことにより、急遽参加が決定したイベントだが、残り4戦の賞金レースに向けての特効薬としたい。(沖縄県恩納村/玉木充)