ジャンボ尾崎は最下位発進も「やれるんだぞ」
2019/09/12 17:55
◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 初日(12日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063yd(パー72)
棄権した6月「日本ツアー選手権」以来の出場となる“ジャンボ”こと尾崎将司は「81」でプレー。9オーバーで出場した120人中、最下位で初日を終えた。
第1回大会(1973年)を含む7度の優勝歴を誇る72歳は「輪厚はいいね。いろんな思い出もある。やってみると相変わらずだけど」と苦笑いを浮かべた。
インコースからスタートし、ボギー発進したものの、13番では158ydから9Iで10mにつけてバーディを奪った。ギャラリーから拍手を浴びたものの「最初のティグラウンドだけ、ものすごい拍手。だんだんと少なくなっていった」と笑った。
クラブハウス前には歴代優勝者の看板が飾られているが、「第1回大会の写真なんか素晴らしい顔をしている。最近は自分の顔を見るのが嫌になったよね」と笑い飛ばした。
慢性的に抱えている腰痛についても「体調は大丈夫」と説明。昨年大会は北海道地震のために中止となった。2年ぶりの開催となったが「ギャラリーの方に感動とは言わないが、『やれるんだぞ』というところを見てほしい」と帰りの車に乗り込んだ。(北海道北広島市/玉木充)