星野陸也は連覇に暗雲 2度の池ポチャでクアドラプルボギー
2019/09/06 18:41
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 2日目(6日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)
前年覇者の星野陸也の連覇に暗雲が立ち込めた。3バーディ、1ボギー、1クアドラプルボギーの「73」とスコアを落とし、首位と14打差の通算2オーバー52位で辛くも予選を通過した。
前半インに3つ伸ばしたが、折り返した2番(パー3)をボギー。6番(パー5)では「ずっとチャンスが来なくて、セカンドが左の木に当たって、運が悪かったですね」と獲りこぼすと、「バーディを獲りに行った」という続く7番(パー3)で痛恨のクアドラプルボギー(+4)を喫した。
グリーンの左側に池が大きく口を開ける7番。「左からの風を読んだんですけど、あんまり来てなくて」と8Iでフェードでピンを狙ったが、ボールは戻り切らずに池へと吸い込まれた。「アプローチも池に入って、そこで集中切れちゃったって感じですね」と、続くドロップ後の3打目も池に入れて5オン2パット。「プラ4は久々だったなあ」と大きなため息をついた。
体調も万全ではなかった。開幕前日に首の左側を寝違え、初日には同じく右側を寝違えた。「微妙な体調な時ってあんまり攻めちゃダメなんだなって思いました」と反省しきり。これまでにも何度か試合前に寝違えており、遠征には自前の枕とマットレスを持ち歩く。「枕も2、3個試して買って、いまも2万円くらいのを使っているんですけどね」と首をかしげていた。(山梨県富士河口湖町/柴田雄平)