石川遼が最終18番で2罰打 マーク戻し忘れ「だいぶショック」
2019/09/01 16:07
◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日(1日)◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7103yd(パー72)
石川遼は4バーディ、2ボギーの「68」でプレーし、通算15アンダーの13位で終えて3戦連続優勝を逃した。
最終18番(パー5)を「バーディ」としたはずが、ルール違反で「ボギー」に。ゴルフ規則「誤所からのプレー」により2罰打を科された衝撃の結末に「だいぶショックです」とうなだれた。
18番では、約60cmのバーディパットが残った。同組の木下稜介のパットライン上にかかるため、マークの位置をずらした。木下らのプレーを待った後、パットを沈めたが、マークを元の位置に戻さずに打っていた。
スコアを提出する際、競技委員から「マークを戻したか」と問われ、初めてミスに気付いた。そのまま提出していれば、失格になるところだった。
ジュニア時代に同じミスをした石川は「完全に不注意というか忘れていた。いろいろと考え事をしていたのかもしれない」と説明した。
「(マークを)ずらしたこと自体を忘れていた。何を考えていたのかは自分でも分からないけど、ちょっと自分を正さないといけない」とショックを受けていた。(福岡県糸島市/柴田雄平)