もつ鍋、ラーメン、もつ鍋…星野陸也は6位浮上
2019/08/31 20:00
◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目(31日)◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7103yd(パー72)
首位と8打差の24位タイから出た星野陸也が、1イーグル8バーディ、3ボギーの「65」でプレー。首位と6打差の通算14アンダー6位に浮上し、優勝争いに名乗りを上げた。
2番でボギーを先行したが、4番で6mのフックラインを決めバーディとすると、7番まで4連続バーディとした。折り返した後半10番と12番(パー3)をボギーとすると「やばいと思った」と続く13番(パー5)で10mを沈めイーグルを奪い取り返した。その後も3つ伸ばし、あすの最終日に望みを繋げた。
飛ばし屋の本領も発揮した。「高麗グリーンは、バーディチャンスについてもなかなか難しいので、2オン2パットや、OKバーディにつけられるように、パー5はいつも以上に気合入れて集中しています」と4つあるロングホールで5つ伸ばした。
前週、北海道開催の「セガサミーカップ」最終日(25日)は、14時半発の直行便に間に合わず、東京を経由して福岡に入った。「セガサミーで3日目、4日目に伸ばせなくてイライラした。早く練習したかった」と翌26日(月)にコースに入りし練習に励んだ。火曜、水曜は大雨の影響で練習できなかったため、結果的に「(コースの)感覚を早くつかめた」ことも奏功した。
福岡に入ってからは「もつ鍋、ラーメン、ラーメン、もつ鍋、ラーメン…(笑)」と食文化を堪能し鋭気を養う。「きのう今日、いい感じでコツを掴んできたので、あしたもこの勢いで同じスコアくらいで回れたら」。ディフェンディングチャンピオンとして迎える、次週「フジサンケイクラシック」(富士桜カントリー倶楽部)に向けても弾みをつけたい。(福岡県糸島市/柴田雄平)