2014年 マスターズ

<堀江x三田村 1>300ヤード目前!?ホリエモンのゴルフ歴

2014/04/01 21:57
堀江貴文氏の第1回対談相手はゴルフライターの三田村昌鳳氏

今日から始まるホリエモンこと堀江貴文氏の新コーナー。ゴルフ界の著名人との対談を通して、今のゴルフ界を堀江流に分析していきます。第1回の対談相手はゴルフライターの三田村昌鳳氏。話はプライベートゴルフからマスターズ、そして日本ツアーの将来へと展開していきます。それでは、お楽しみください!

【三田村昌鳳(以下、三田村)】 堀江さんゴルフは?

【堀江貴文(以下、堀江)】 会社を辞めてからハマっていた時期があって毎日やっていましたね。

【三田村】 何が面白かったんですか?

【堀江】 なんですかね。めちゃくちゃ毎日やってましたよ。他にやることがなかったわけでもないんですけど…。

【三田村】 いくつの時ですか?

【堀江】 07年なんで7年前ですか(編注:34歳)。それまでも2~3回やったことはあったんですけど、全然好きにはならなかったんです。たまたま友達の別荘が水上高原のゴルフ場の中にあって、僕はゆっくり温泉にでも浸かって、麻雀をするつもりで行ったんです。そいつの家から歩いて30秒くらいで10番ホールがあるんですね。そのうちの1人がゴルフ大好きで「堀江ゴルフやらないの?」みたいな話になって。いや、好きじゃないし、ウェアもクラブもないって言ったのに、全部借りてこいって。だから、最初はジーンズで行きました。別荘からすぐにカートで行けるんですけど、行っちゃったらその人がおだてるのがすごい上手で…。今、楽天球団の社長をやっている立花(陽三)って人なんですけど、完全にハメられました。

【三田村】 コースまで車で1時間とかじゃなく、スッと隣でできるっていう環境も良かったんですね。

【堀江】 ちょうど会社を辞めて裁判の関係で目立っちゃだめだって言うんで、仕事もするなって言われていたんですよ。結局、みんな忘れてくれるわけでもなく、全然注目された事件のまま裁判になってその戦略は意味なかったんですけどね(苦笑)。どっちにしろ06年から08年の夏まで2年半くらいは目立たない感じでやっていて、うち1年半くらいはずっとゴルフをしていましたね。ちょっとゴルフでもやろうって言ったら、次から次にゴルフ好きが沸いて来るみたいな感じで(笑)。

【三田村】 はっはっはっ。

【堀江】 その次に行ったのは、佐川急便がやっているヌーヴェル(GC)ってところで。

【三田村】 はいはい、千葉のね。

【堀江】 また、佐川急便の人たちが親切で(笑)。なんでかっていうと同じ特捜部にやられた仲間だから。サインくださいとか、いつでも来てくださいって感じで。

【三田村】 わっはっはっ。それで、スコアとかハンディキャップはどんな感じ?

【堀江】 全然下手くそなんですけど、毎日行ってたら100は切って、そのあと80台まではいったんだけど、そんな甘くはなかったですね。(ハンデは)18くらいじゃないですかね。

【三田村】 とはいえ、楽しい?

【堀江】 一時期はベストスコア84、ハーフは39くらいですね。そっから上手くならないんですよ。結局、飛距離が出ないから…。さすがにシングルになろうとしたら飛距離が重要じゃないですか。

【三田村】 プロに教わるとかは?

【堀江】 練習が嫌いなんで、教わってるけど上手くならないんですよ。ただ、最近少し良くなる兆しがあって。いま武市(悦宏)君っていう人と一緒にゴルフダイジェスト ボギーで「目指せ300ヤード」っていう連載をやっているんですけど、いちおう10回に1回くらいは300ヤード出るんですよ、まじめな話!彼、教えるの上手いんですよ。こないだ習ったのは、傘を開いた状態でスイングするっていうやつで、傘を壊さないようにスイングするのって難しいんですよ。みんな普通にやると壊しちゃう。

【三田村】 面白いですね。

【堀江】 実はそういうレッスンプロには習ってるんです。その前は吉岡(徹治)さん。こないだタイに行ったとき、彼は冬の間はパタヤでジュニアレッスンをやっているんで久しぶりに会ったんですけど、彼は今あれにはまっていてレーダーの…。

【三田村】 あー、オットマンじゃなくて…。

【堀江】 トラックマン。3台自腹で買ったって。1台200万円。確かにあれでやるといいですね。

【三田村】 ちゃんと分かりますからね。

【堀江】 スイングの微妙なずれを、ちょっと今は外側から入ったんで少し内側から入れるようにしてくれって言われたらスクエアに打てますよね。あれでやったあと、最初の3ホールくらいはすごく調子よかったですね。

(第2回につづく)

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