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<古閑x堀江7>2016年リオ五輪でのゴルフ復活について

2015/04/02 14:27

古閑美保x堀江貴文 対談その7(全9回)

オリンピックはビジネス的には大きなチャンス。ホリエモンも当然そう感じています

【堀江貴文氏(以下、堀江)】オリンピック、意外とゴルフ界は盛り上がっていますよね。そんなに盛り上がっているんだ?って、僕は逆にびっくりしたんだけど。

古閑美保プロ(以下、古閑)】盛り上がっていますね。強化指定選手もできて、宮崎のフェニックスCCを無料で使えたりしていますね。飛行機のチケットや宿泊費も貰えて。

【堀江】でも、ゴルフってなんでオリンピック競技になかったんですかね?

【古閑】なんででしょうね?

【堀江】けっこう世界各地でやっているでしょう、ゴルフって。昔は(オリンピックでも)やっていたんですよね。野球とか一時期オリンピックでやっていましたけど、実際にプレーしている国ってすごく少ないですよね。

【古閑】そうですね。それに比べるとゴルフは色々なところでやっていますからね。

【堀江】ゴルフ場のない国の方が少ないじゃないですか。南の島とかは別にしても、どこへ行ってもゴルフ場はありますからね。そういう意味ではゴルフがオリンピック種目になかったのは逆に不思議ですね。あんまりスポーツっぽくないと思われていたのかな。

【古閑】言われてみれば、それはあると思います。

【堀江】日本だとゴルフ場利用税ってあるじゃないですか。スポーツなの? みたいな。あれ、撤廃しようという動きはあるけれど、まだ撤廃されていないですし。

プロ選手としてオリンピックをどう捉えるか?古閑プロは比較的冷静に見ています

【古閑】うーん、確かにアスリート性は低いですよね。

【堀江】でも、それを言ったら、射撃なんかそうですよね。

【古閑】あと、ボブスレーとか?

【堀江】いや、ボブスレーは結構きついらしいですよ。

【古閑】私、実はボブスレーの代表になったら?って言われたことあるんですよ。出られるよって!(笑)

【堀江】いや、ボブスレーは結構大変ですよ。女子は分からないけど…。映画があったじゃないですか、ジャマイカの「クール・ランニング」。あれ見ていたら、結構大変そうでしたよ。

【古閑】ふふ。あとは、世界の本当のトップの人たちが、どれだけオリンピックに出てきてくれるのか? というのはありますよね。出るのが義務ではないので。たとえばアメリカチームがアマチュアしか出てこなかったら、競技の価値はすごく下がると思います。

【堀江】でもビジネス的にはいいですよ。ゴルフの裾野は確実に広がりますよ。ゴルフ界全体としてはありですよね。

【古閑】まあ、実際出たいって言っている子もいますし。価値観の問題ですよね。

(その8に続く)→「賞金ゼロの金メダル プロゴルファーから見たら…?」