松山英樹の五輪使用モデル「ツアーAD UB」10月発売
2021/08/06 16:07
グラファイトデザイン(本社・埼玉県秩父市)は6日、主力シャフトブランド「ツアーAD」シリーズの最新作となる「ツアーAD UB」を10月8日に発売すると発表した。
コスメは鮮やかなメタリックブルーを採用。先端から先中部の剛性を高めた中調子モデルで、スイング時の無駄なシャフト挙動を抑え、強くたたいても安定した弾道へと導く。最近の高慣性モーメント化が進む大型ヘッドによりマッチしたシャフトに仕上がっているという。
剛性分布の系統は松山英樹が長く使用する「ツアーAD DI」(2010年)に近く、全体的に「DI」よりもやや高めの設計。松山は今年1月からプロトタイプのテストを重ね、前週の「東京五輪」では2日目の第2ラウンドからドライバーシャフトに「UB」装着。大舞台で演じられたし烈なメダル争いは、いまも記憶に新しいところだ。
同社担当者は「結構しっかりめのシャフトになっているので、弾道の高さやスピン量を抑えたいゴルファーに向いていると思います」と説明した。
製品ラインアップは、40g台(UB-4/45~48g)がR2、R1、S。50g台(UB-5/54~59g)がR2、R1、S、X。60g台(UB-6/63~66g)がSR、S、X。70g台(UB-7/74、75g)と80g台(UB-8/82、83g)がS、X。税込価格は4万4000円。問い合わせはグラファイトデザイン(0494-62-1170)まで。