プロト会員向け商材、『プロトタイプ』が益々充実
ウェッジ2機種とフェアウェイウッドをアフターマーケット用に展開
アキラプロダクツは8月中旬、プロト会員向け商品「PROTO TYPE」シリーズから、プロトタイプウェッジの『H-158WS2』、『TV-156』を発売する。続けて9月上旬には、プロトタイプFWの『M-5FW』シリーズの投入も開始。これらは、すべてヘッドパーツ販売のみで展開するというから、工房店主は朗報といえるだろう。
まずは、『H-158WS2』から紹介しよう。前身である初代『H-158WS』は、契約プロである久保谷健一の要望から生まれたウェッジ。2011年の全米オープンで使用していたモデルのため、ご存知の向きも多いはず。これをベースに、「もっと楽にバンカーから出したい」「ザックリミスを軽減したい」「安心感の湧くデザインで、シャープ感がほしい」という要望を具現化したのが、この『H-158WS2』だ。
テストしたプロの評価によると、「ソールが滑ってくれてアプローチがやさしく感じる」「アプローチでのザックリが怖くなくなった」など、高評価が続出。前作と比較すると、リーディングエッジが丸みを帯び、ソール形状をワイドソールながらもローバンスにしたことが挙げられるが、ネック形状に関してもストレートからセミグースを採用。その結果、ボールをやさしく包み込むイメージが湧きやすい。ロフトは58度、本体価格は1万4000円。
続いて紹介するのは、昨年発売した『TV-150』のロフト56度バージョン『TV-156』ウェッジ。「TV」はツアーバンの意味で、ツアー会場でプロなどと情報交換をするなかで、そのアイデアをカタチにしたシリーズ。元々、50度(TV-150)を使用中のユーザーは待望のニューモデルといえるが、昨今流行のハイロフトアイアンを使用しているゴルファー、58度だとどうしても飛距離がカバーできない、といったゴルファーにもオススメだ。本体価格は1万4000円。
最後に紹介するのは、『M-5』シリーズのドライバーの飛び・やさしさを継承したFW『M-5FW』。構えたときに安心感を与えるセミラージヘッドを採用。さらに、吹け上がりを抑えるディープフェース設計を採用している。安定したインパクトを迎えられる重心深度設定で、かつソール部の2ヶ所に配されたウェイトビスの調整も可能。より自分に合ったセッティングが可能になっている。ロフトは15度(M-515)、18度(M-518)の2タイプを用意。本体価格は各2万8000円。やさしくボール上げたい、飛距離もほしい、方向性も安定させたい、そんなワガママゴルファーの願いを叶えるFWの誕生といえる。
問い合わせはアキラプロダクツ(営業本部広報課)へ、03-5652-4500。