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ヨネックス、2つの世界初を搭載したマッスルバックを発表

2014/01/24 14:53

ヨネックスは1月下旬、都内イベントホール(港区港南)で「2014年モデルの新製品発表受注会」を開催した。ゴルフ用品以外にも同社の屋台骨であるバドミントン、テニス、ウォーキングシューズなど様々な新製品を発表。また、4月からスタートするスポーツサイクル事業の新製品もお披露目した。

2014年ゴルフの主軸となるのは、先頃発売された『EZONE XP(イーゾーン・エックスピー)』シリーズ。詳細はコチラ。新構造のデュアルタングステンパワーシステムをシリーズ一貫して搭載したのが特徴で、同社初のグローバルモデルとなる。

今回、新たに登場したのは、ウッド用シャフト「REXIS(レクシス)」ブランドのニューモデル『REXIS KAIZA‐D(レクシス・カイザ‐D)』で、シリーズ初の先中調子を採用。インパクトにかけて加速し、当たり負けない強弾道を実現するドロー系志向タイプに向けたモデルだ。価格はシャフト単体で3万3000円+税となっている。

さらに注目は、2つの世界初(※)を搭載した易しいチタン内蔵マッスルバックアイアン『チタンハイブリッド マッスルバックアイアン』。同製品は、軟鉄の約半分の比重であるチタンをヘッド内部に18g内蔵させることで、スイートエリアを拡大。加えて、ネック内部にストライプ状の溝を設けることで重量を3g軽減。それらの余剰重量をソールやヒール部分に配置し、さらなる深低重心化を図ったモデル(画像参照)。(※チタンをヘッド内部に18g内蔵した製法と、ストライプ状に溝を設ける製法が世界初/同社調べ)

そのほか、レディスモデルの『フィオーレ』シリーズ、フットウエアの新製品『パワークッション021』を発表。「7mの高さから生卵を落としても割れずに4m跳ね返る」という驚異的な衝撃吸収力と反発性能を兼ね備えたパワークッション。『パワークッション021』には、このパワークッションを3層構造にして、足裏全体のクッションとスイング時の安定をサポートしているのが特徴。そのため、一般的な衝撃吸収材である軟質ウレタンより10%筋肉疲労が少なく、重量に関してはなんと10分の1という軽さを誇るという。「『軽い・疲れにくい』そのうえグリップ力も向上した自信作が完成しました。ぜひお試しください」(同社)

「2014年 新たな挑戦が始まる。」をコンセプトに掲げた同発表会の会場は、活気にあふれていた。製品等の問い合わせはヨネックスへ、03-3833-3526。