「i25」「アパレル」「直営」、盛りだくさんのPING発表会
ピンゴルフジャパンは1月16日、都内イベント会場(新宿区西新宿)にて「2014年モデル 新製品発表会」を開催した。内容は、革新的な「レーシングストライプ」を採用した『i25』シリーズをはじめ、やさしさと飛距離性能を追求した『カーステン ハイブリッド&アイアン』、TR溝&長さ調整機能がついた『カーステンTRパター』というクラブ類の発表。加えて、先日このウェブサイトで掲載した「アパレル事業参入」の発表など多岐にわたるものだった。
まずは、『i25』シリーズから。同製品はドライバー、FW、ハイブリッド、アイアンというフルラインアップでの展開となるが、特筆はドライバー及びFWのクラウン部に施された「レーシングストライプ」というデザイン。マットダークグレー仕上げのクラウン部に施されたマットブラックのライン。一体どういう効果があるのか? 同社プロダクト担当の安齋伸広マネージャーが力説する。
「これは、単なるデザインではありません。ターゲットに対して真っ直ぐに構えやすく、理想のアドレスとテークバックが可能となり、方向性が大幅に向上するという、いわば新機能です。クラウン部はすべて曲線で出来ているため、このように真っ直ぐなラインをデザインするのは、非常に困難なのです。納得いくラインを実現させるのに3年もの歳月を要しました。もちろん、重ヘッド(約207g)も採用。重心を深く低く設定し、前作に比べ打出し角が約0・5度高く、スピン量は約200回転少なくなっています」
昨今、『G』や『ANSER』、『TRパター』など、送り出す商品が次々とヒットし、成長を続けている同社。昨年実績は前年に比べ、2ケタに近い伸び率を記録したということも明らかにした。そして、その成長の援護射撃ともなりうるのが、1月25日にオープンする「PING直営フィッティングスタジオ」だろう。
同社の直営フィッティングスタジオは、2009年7月にオークラゴルフ練習場(世田谷区)から現在の本社(北区浮間)内に移転した経緯があるが、このたび、新宿副都心にある「新宿NSビル 1F」へ新設。打席も2つに増設し、最新の解析機を装備。最先端のフィッティングを提供するという。さらに、約33坪の同施設ではクラブ、アクセサリー、バッグ、アパレルの展示及び販売も行う。北赤羽から新宿へとアクセスも向上し、土・日・祝日の営業もするというから、フィッティングを希望するファンには朗報といえるだろう。同社のジョン・K・ソルハイム社長がこう締めくくる。
「スタジオで販売も行うというのは世界初です。最新のツールを揃え、より多くのお客さまにPINGを理解していただける施設となっています。好立地なスタジオで、さらなるブランド認知拡大を目指します。ぜひお越しください」