コモコーメが新進気鋭のアーティストと合作
2013/10/23 11:15
コモコーメは10月初旬、新進気鋭のイラストレーター・法島美帆とコラボレーションしたヘッドカバー、ベイビーテール、マーカーを発売した。法島美帆は大阪生まれ三木育ちで、奄美大島人の血を引くイラストレーター。トロピカルなモチーフをポスターカラーで表現するイラストレーターとして活躍している。
コモコーメの広瀬真一社長が説明する。
「私自身が様々なアートに興味を持っており、多くのアーティストとFBを介してコミュニケーションを持つようになりました。法島さんもその一人で、彼女のアートを活用できる何かを模索していたところ、パターカバーで表現しようということになりました。法島さん自身、絵画以外で自身のアートを商品化するのは初めてです」――。
ラインアップはブレード型2タイプ、ベイビーテール1タイプ、ネオマレットタイプヘッドカバー1タイプ、キャップマーカー2タイプだが、製造に苦労したのはヘッドカバーだとか。
色彩豊かなデザインを再現に要した刺繍針数は、8色使いで8万針。プリントした生地に刺繍するわけだが、時間を要しコストも上昇する。「ヘッドカバーですが、ひとつの作品ですね」と広瀬社長が表現するほど、その出来映えは芸術的な風合いすら醸し出している。価格もブレードタイプとしては同社史上最高価格の8820円。
ゴルフ用品のデザインスタジオと新進気鋭アーティストとのコラボレーションアイテム。付加価値商品として、利益確保商材の新しい形かもしれない。