8代目ゼクシオ エイト発表
8代目ゼクシオ「もっと振りやすく、もっと遠くへ」
ダンロップスポーツは、都内某ホテルにて、8代目「ゼクシオ エイト」を発表した。「ゼクシオ」は2000年の発売以来、プロ・アマ問わず“万人向け”クラブとして、14年間売上げ1位を続けているブランド。会場には多くの報道陣が詰めかけ、同社契約プロの中嶋常幸プロと、横峯さくらプロがインプレッショントークを行い、新しい「ゼクシオ」の感想を伝えてくれた。
発売日は2013年12月7日。本体価格はドライバーが80,000円、フェアウェイウッドが50,000円、ユーティリティが35,000円、アイアンはカーボンシャフト装着で5~9番、PW、AW、SWの8本セットで176,000円で発売される。
新発想「スイング慣性モーメント」でヘッドスピードを上げる
今回の「ゼクシオ エイト」は「もっと振りやすく、もっと遠くへ気持ちよく飛ばしたい」をテーマに、「スイング慣性モーメント」という新発想の概念を取り入れて開発された。「スイング慣性モーメント」とは何か。ゴルファーのスイングを解析すると、プロ・上級者は、コックを上手に使いクラブを体に近づけてダウンスイングすることで、ヘッドスピードを上げている。一方、アベレージゴルファーを解析してみると、コックが早くほどけることで、体から遠い位置でクラブが動いてしまい、ヘッドスピードが上がらない。つまり、効率よくヘッドスピードを上げるなら、手元側に重心位置を持っていき、スイング慣性モーメントを下げてヘッドスピードを上げようという発想だ。例えるなら、フィギアスケートの選手が高速回転するとき、手を体に近づけてスピードアップを図るのと同じ原理になる。
中嶋プロ「これで若いもんには負けない」
ドライバーはヘッドスピードがアップするように従来に比べてグリップを10g、シャフトを1g軽くした。またボールスピードをアップするためにヘッド重量を1g重くしている。中嶋プロは「クラブ全体は軽くなっているが、振ったときの重量感はあるね。クラブが軽いと当たり負けするのが嫌なのだが、それがまったくない。デザインが工芸品のような綺麗な作りをしていてお洒落だね。これで若い選手に飛距離で負けないようにしたい」とコメント。一方、横峯プロは「振りやすいですね。構えやすいしラインが出しやすいです。それとヘッドがキラキラしていて綺麗ですね」とコメントした。