ジュンロペはロゴ・デザインを一新!
ジュンは先ごろ、都内オフィス(港区)にて「JUN&ROPE」の2013年秋冬コレクション展示受注会を開催した。
同社は同ブランド設立から3年を経た今年、大幅なブランドリニューアルを敢行する。
まずはターゲットの変更。これまで、20代後半から30代をメインにしてきたが、今後は30代から40代のより大人の女性をターゲットに据える。この変更に伴い、ロゴもより洗練されたイメージに生まれ変わった。
また、価格帯もそれに伴いワンランク上へ。半袖ポロは1万3000円前後が主流となる。あえて低価格のものをつくらず、機能性やデザインにこだわりを持って展開していくとのこと。
なお、秋冬は「フレンチトラッド」をテーマに展開する。トリコロールカラー(紺、白、赤)を中心とした色使いに加え、チェック柄など伝統的なデザインが特徴。またエンブレムなどをワンポイントに取り入れているが、大人の女性を意識し、刺繍などにゴールドを使用。より洗練されたイメージに仕上がっている。
「シンプル」、「スタイリッシュ」というキーワードも強く意識しており細部への気遣いも特徴。同社ロペ事業部MDを担当する高木香代子さんによると
「ターゲット(30代~40代)は大人の女性でありながら、お洒落にも気を使うゴルファー。ですから、シンプルながら色使いを意識した商品を多く提案しています。
また、体型などを気にする世代でもありますから、シルエットがきれいに見える工夫などを随所に施しています。さらにタウンユースも強く意識し、ロゴの位置や大きさにも配慮しました。」――。
色使いに関しては、これまでの同ブランドのトレードマークとも言えるピンクの使用を控え、ブランドイメージの一新を図る。現在の取り扱いは約30店舗だが、ブランド一新の背景には新たな売り場の開拓も視野に入れているとか。
これまでのファンの動向はもちろん、新たなファン創出への動きは要注目と言えそう。