藤田寛之プロ「マスターズ」挑戦へ決意表明
2013/01/25 09:00
2012年、43歳にして初の賞金王に輝いた藤田寛之プロは1月21日、ヤマハホールにて「マスターズ挑戦表明会見」を行った。
多数の報道陣が集まる中、なごやかな雰囲気で会見はスタート。昨年、賞金王となってからの周りの反応や、マスターズの招待状が届いた際のエピソードなどが紹介された。
注目される目標について藤田プロは次のようにコメント。
「前回は夢の世界へ行った感じで、予選落ちということもあり、あっという間に終わってしまいました。今年は、4日間回ることを目標に、予選通過を目指したいと思います。
ただ、師匠(芹澤信雄プロ)も最初は『最後までプレーしろ』と言ってくれていたのですが、『やはり来年の出場権を狙え』と言われてしまい、その期待に応えられるように頑張りたいとは思っています」――。
また、前回の経験を踏まえ、自分の課題を設定し、現在は重点的に練習中とのこと。3つのポイントは以下の通り。
1ティショットをできるだけ遠くへ正確に運ぶ
2グリーン周りのアプローチで力をつける
3パッティングコンディションの維持
40代、最後の力を振り絞って自分がどこまでできるのか挑戦していきたいと意気込みを語った藤田プロ。中年ゴルファーの星として、マスターズでの活躍が期待される。