「新生M・U SPORTS」2012秋冬コレクションの発表展示会
ツー・アンド・ワンは本日、「M・U SPORTS」2012秋冬コレクションの発表展示会を行った。
今秋冬は、正に"新生M・U SPORTS"を印象付ける格好となった。オフィスを日本橋浜町から虎ノ門へ移転しただけではなく、デザイナーやセールススタッフの顔ぶれにも変化が見られた。製品内容も"原点見直し"を軸にアパレル、アクセサリーともに強い意欲を感じさせる商品群だ。
今シーズン秋冬のテーマは、震災の影響で減少傾向にある女性ゴルファーの活性化を狙ったという"イノベーション"と"リフォーム"。シーズンキーポイントとして、今季春夏に増やした同ブランドのキャラクターやアイコンをデザインに同化させ使用しているのが特徴といえるだろう。
秋冬シーズンのデザインコンセプトを"レトロフューチャー"、"ニューインパクト"、"クールトラディショナル"とし、豊富なバリエーションを用意。また、デザイン性のみならずアウター商材などにニット素材を使用することで伸縮性を持たせ機能性も向上させたという。
一方、ギアのテーマを"ミックスコラージュ"、"ニューインパクト"に設定、同ブランドの特徴であるキャラクターを全体に使用。ミックスコラージュでは、20代~50代の女性に向けエイジレスな商品展開を行っている。さらに、キャディバッグやボストンバッグなどに使用されているキャラクターの刺繍に複数の素材を使用、ディテールへのこだわりも特筆される。キャディバッグをキャンバスに見立てて、パリの町並みを表現したバッグなども秀逸作だ。価格は6万5000円と高額だが、その価値は十分ありそう。さらに、ゴルファー目線で作られたボールケース、ヘッドカバーなど、小物類にも独特なデザインと機能を持たせている。「他人と被らない、そしてどこから見ても、可愛く見えるデザイン」(岡田玲子ギアデザイナー)正しく、「M・U SPORTS」の原点といえる言葉だが、今回のコレクションには、オリジナルを凌駕するパワーが溢れている。
なお、商品の詳細はツー・アンド・ワン(03-6689-5418)まで。