「非常識」なロフト角7度で飛距離アップ!
2012/01/20 20:30
横浜ゴムは3月より、プロギアを通じて飛距離アップを求めるゴルファーに向けたストロングロフトドライバー「egg seven(エッグセブン)」(7万8750円~)の完全受注生産販売をする。また、同ドライバーの試打、オーダー受付の開始は1月下旬から開始予定(試打クラブ設置店の詳細は同社HPにてhttp://www.prgr-golf.com)。
同ドライバーは、ヘッドスピードは速いが、効率的に飛ばせないゴルファーに向け開発された。特徴としては、ロフト角をストロングロフト化したこと。これは、従来のドライバーがロフト角で打ち出し角を上げるため、スイング時のヘッドの軌道とボールの打ち出し方向が異なり、エネルギーロスが生じていた。このエネルギーロスを解消するためロフト角を7度という「非常識」ともいえる角度に設定。
重心深さを24.5mmと深くしたことで、遠心力によるシャフト先端部のしなりを大きくし、インパクト時にロフトがやや寝る状態にする。ストロングロフトとの相乗効果により、"フェースとボールの正面衝突"に近い状態を作りだすことで、インパクト時のエネルギーロスを軽減、ボール初速を高めると説明している。
さらに、手元と先端の剛性を低く設計した専用オリジナルカーボンシャフトの「M‐43」(45.5インチ)がボールの上がりやすさを助長するという。
同社は「ロフト角7度という独自の新設計により、インパクト時におけるボールへのエネルギー効率を高め、ボール初速アップと適正な打ち出し角で大きく飛距離が伸びるドライバーに仕上がった」と説明している。